映画

ロベール・ブレッソン『やさしい女』

結構前に観た。 面白かった、というかしっくり来たというか、好きなタイプだった。コミュニケーションの詳細を地味に映し、それが噛み合わずも、ただなんとなく進み、いずれ取り返しのつかない結果に着地する、そういうのにヒューマンを感じて、あら良いです…

アレクセイ・ゲルマン『神々のたそがれ』

感想。 『フルスタリョフ、車を』を見たときの驚きはなく、心を揺らされるとか何か自身に大きな影響を与えたりするかと言うとそうでもなく、 というよりやはり、そういう意味の無い凄いさが凄い!、みたいな何とも言えない広がりようがない感想が多いのも納…

アレクセイ・ゲルマン『フルスタリョフ、車を!』

きっともうすぐ『神々のたそがれ』を観に行くが、その前にこれがどうすごかったのかを考えると超単純に映像だ。 ゆるい例えだが子供の頃連れて行かれた美術館で見た何が写ってるのかわからないのに妙に怖くて強烈な印象を残すモノクロ写真的で、それが映像と…

アンジェイ・ズラウスキー『狂気の愛』

出て来る人間最初から最後までみんな躁で、跳ねて怒鳴って踊ってやたら顔を近づけて喋るから隙あらば誰とでもキスしてベロベロ嘗めて、よくあの天気悪い陰気な土地でテンション上げ続けていられるなあと思うし面白いんだけど終止その状態なわけで終盤になる…