2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

忙しくて暇と退屈の

忙しくて、わざわざ買った増補版の『暇と退屈の倫理学』が読めない。読み進められない。国分こういちろうの一人称は俺だった。 この本の編集者はかの有名なレーモンクノーの『文体練習』も担当した人らしい。ほんとか。 装丁は仲條正義、これはほんとだ。 『…

アレクセイ・ゲルマン『神々のたそがれ』

感想。 『フルスタリョフ、車を』を見たときの驚きはなく、心を揺らされるとか何か自身に大きな影響を与えたりするかと言うとそうでもなく、 というよりやはり、そういう意味の無い凄いさが凄い!、みたいな何とも言えない広がりようがない感想が多いのも納…